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J-GLOBAL ID：201602018152317895   整理番号：66A0306564

界面活性剤添加硫安が麦類におよぼす影響(II)活性剤添加硫安溶液の葉面上における拡展性と活性剤が葉肉細胞におよぼす影響

著者 (2件)： 田中和夫 (九大(農)) ,  江原薫 (九大(農))
資料名： 日本作物学会九州支部会報  (Report of the Kyushu Branch of the Crop Science Society of Japan)
号： 25  ページ： 57-61  発行年： 1965年 
JST資料番号： F0922A  ISSN： 0285-3507  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 麦葉上の界面活性剤(I)添加硫安液滴はI無添加硫安液滴に比して付着面積が著しく増加.ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(A)含有飽和硫安溶液は高級アルコール硫酸エステルナトリウム(B)より増加程度が大.Iは葉肉細胞中のクロロプラストの膜構造中の脂質に作用してこれをはく離溶出した.A.Bとも0.01%程度以下の濃度では細胞に対する障害を光学顕微鏡下では認めなかった.葉肉細胞に対する破壊作用はAがBより大.Iが葉肉細胞を破壊する所要時間は溶液濃度増加とともに短縮されたが,ミセル形成臨界濃度以上ではほぼ同一であった.

タイトルに関連する用語 (6件)： 界面活性剤 ,  硫安 ,  麦類 ,  活性剤 ,  溶液 ,  葉肉細胞