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J-GLOBAL ID:201602018162497700   整理番号:71A0378938

ケタミン塩酸塩麻酔時における昇圧機序,特に副じんとM関係

著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 327-334  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0838A  ISSN: 0021-4892  CODEN: MASUA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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麻酔剤ケタミン(I)の昇圧機序と副じんの関連を明らかにずる目的で,I麻酔の臨床経験中副じん機能の検査を行なったものについて検討.高齢者47%を含む泌尿器科患者55例の手術,検査にI麻酔を施行しほぽ全例に血圧上昇をきたした.2例にっき血中コルチコステロン濃度を経時的に測定したところ,ステロイド濃度は血圧上昇にわずかに先行して上昇していた.両側副じん摘除患者にI麻酔を施行し全例に昇圧が認められた.その昇圧パターンは副じんを有する患者のそれと大差がなく,脈圧の減少が見られたに過ぎない.以上から,I投与によりおこる血圧上昇に副じん皮質が多少関与する可能性は推測されるが,副じんがその昇圧機序に大きな役割を果たしているとは考えられない:参44
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