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J-GLOBAL ID:201602018168259992   整理番号:65A0246947

ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムー硫酸ナトリウム系の洗浄力と吸湿性

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資料名:
巻: 38  号:ページ: 607-611  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(DBSNa)-Na2SO4系の可溶化能,洗浄性,吸湿性,ケーキング性等について,DBSNaの構造,組成依存性を検討.DBSNaとしては,n-DBSNa,ドデシルー6-ベンゼンスルホン酸塩,sec-DBSNa,Dolane-JNスルホン酸塩アルカン-56スルホン酸塩,および分別したDBSNa(FF-DBNa,CC-DBSNa)の7種を用いた.蒸溜水中でのオレンジOTの可溶化能は四量体型のDBSNaよりも直線型のDBSNaの方が大きい.カルシウムイオンは11-DBSNa以外のすべてのDBSNaの可溶化能,洗浄力に強い影響を与え,ある硬度でそれらの作用を最大にする.硫酸ナトリウムの一部を硬水軟化作用を持つトリポリりん酸ナトリウム(NaTPP)で置き代えると,最大はさらに硬度の大きい方にずれるか硬度の大きい所まで洗浄力,可溶化能の低下が認められなくなる.吸湿性,ケーキング性はDBSNaの構造や組成によって大きく異なる.ベンゼン核の位置がアルキル鎖の末端から中に入るにつれ,またアルキル鎖の側鎖が多い程吸湿性は大きくなる.ケーキング性においても同様な傾向が認められる.
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