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J-GLOBAL ID:201602018185804856   整理番号:65A0239398

岩塩坑中への高レベル動力炉廃棄物処理

Disposal of highlevel power reactor wastes in a mine.
著者 (6件):
資料名:
ページ: 1-18  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 解説  発行国: その他 (ZZZ) 
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1955年8月AECの要請により構成された地質学者および技術者達による放射性廃棄物処理委員会は高レベルの放射性廃棄物の永久処理法として,不浸透性,地理的分布,熱伝導性,強度,存在度ともに優れた岩塩坑処埋を推奨した.その後ORNLで岩塩坑処理における基礎的問題,すなわち岩塩の熱譲渡,放射線による分解,岩塩のγ線しゃへい,処堙の経済性について検討し良好な結果が得られたので,“岩塩洞穴計画”と呼ばれる実際応用実験を行なった.放射性廃棄物は90日間冷却した技術試料用原子炉燃料棒部品を用い,カンザス州ライオンのケーリー岩塩株式会社の岩塩坑で行われた.ステンレス鋼コンテナに入った内径4.3/4in,長さ7.1/2ftの上記試料を地下100ftの岩塩坑に埋め,18か月後岩塩の温度分布を測定した結果は,中心より8ftはなれた岩塩は80°C,20ftで20°C,60ftで2.5°Cの温度上昇が認められた.岩塩のγ線被曝線量を109radに増加するため核燃料棒部品を4組用い,2年間に6か月毎に調査を行なうことにした.さらに450個の熱電対をいろいろな場所に据え付け連続自動記録し,放射線により岩塩から分解生成される塩素ガスを長時間にわたってモニタする.また放射線による床の熱膨張、岩塩のプラスチックフローについての熱および放射線の影響,およびこれに関連した岩塩坑の安定性について特殊な“ひずみ”計を用いて測定が行なわれる予定である;図8参6(小沼 直樹)
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