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J-GLOBAL ID:201602018272388354   整理番号:64A0254092

光電子増倍管つきシンチレーションカウンタのエネルギー分解能について(I)

資料名:
発行年: 1964年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
抄録/ポイント:
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シンチレーション計数管のエネルギー分解態が半導体検出器,比例計数管および電離箱に比し悪いことはよく知られている.本論文では先ず理想的なシンチレーション計数管のエネルギー分解能を理論的に導く.理想的なシンチレーション計数管とは,(1)シンチレータからの光子の放出がPoisson分布に従うこと,(一定の放射線のエネルギー損失に対し)(2)光子の発生場所に無関係に一定の確率で光原子が第1ダイノードに入射することを満足するものである.この場合相対半値幅(エネルギー分解能の尺度として使われる)は波高値に逆比例し,半値幅と(波高値)〓1をグラフにプロットすると直線にならずかつ波高値→∞で半値幅→0とならない.その原因については,(1)光子の放出がPoisson分布に従わないこと,(2)光子から光電子への変換確率が光子発生場所の関数であること,(3)光電子増倍管における増倍過程のばらつき等があげられ,そのうち(1)と(2)について過去の実験事実から明らかになった因子につき詳しく述べられている.そのうちもっとも重要なものは光電陰極面の変換効率が低いことと,その効率の光電面上の”ばらつき”である図11表2(著者抄録)
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