抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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妊娠貼におけるHPL(胎盤から周体血中に放出された母からだの脂肪組織)の生物学的意義を検討するため,L
3~L
20またはL
10~L
20までの妊娠期間に連続的にHPL-Kobe-M
8を妊娠ラットに投与し,L
21に母ラットをと殺,直ちに胎仔の体重,身長,各種臓器の重量を測定した.HPL投与群の胎仔体重,心,肝,じん臓の重量は非投与群に比して有意の増加を認めたが,その実質的な重量増加は心,肝のみで,じん臓では変化なく,グリコーゲン増量も心,肝のみであった.L
21の妊娠ラット血清中の総N,グルコースー量はHPL投与群で増量したが,トリグリセリド(TG)は減少傾向を示した.一方,同時期のHPL投与胎仔では,総N,TGの著明な増加,グルコースの増量を認めた.