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J-GLOBAL ID:201602018342870558   整理番号:71A0378962

慢性電極植込み無麻酔ネコの行動と脳波による強トランキライザー,クロペンチキソールとペルフェナジンの比較

著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 95-114  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0654A  ISSN: 0040-8670  CODEN: TOIZAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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慢性植込み無麻酔下ネコについて,チアキサンテン誘導体クロペンチキソール(Sord)とペルフェナジン(PZC)を比較.投与後4~5時間にわたって,行動および脳波と,交感中枢および副交感中枢の電気刺激による誘発行動の変化を指標にして比較し,作用部位を推定.低用量のSord(0.3~1.0mg/kg腹注)は速やかに鎮静と睡眠,ことにREMsleepを延長かつ頻回に出現させた.高用量(>2.5mg/kg)では,興奮と運動失調を惹起した.無刺激時,有刺激時ともに視床下部,特に交感神経中枢の後部視床下部,HVM,Mmに作用し,速やかに徐波化と行動の鎮静を示し,副交感神経中枢にもその作用が及んだ.PZCの作用はSordに極めて類似するが,静穏作用はSordよりややすぐれ,REMsleepと催眠作用はややSordに劣った.以上の結果のうち,REMsleep誘発が大きい点がSordの特色といえる:参17

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