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J-GLOBAL ID:201602018362175350   整理番号:71A0373725

ナイロン66-610系の界面共重縮合 ブロック構造に及ぼす溶媒の影響

著者 (2件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 279-285  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0023-2556  CODEN: KOKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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9種の溶媒を用いて,界面重縮合法によりナイロン66-610系の等モル割合の共重合体を合成.溶媒の相違によって収率,[η]およびHuggins定数にかなりの相違を確認.IRによる組成分析の結果,共重合物中のナイロン66成分の含量が少なく,アジピン酸クロリドが加水分解されやすいと推定.示差熱分析の結果,溶媒の相違によってサーモグラムの融解ピークの形状や温度に顕著な差異が認められ,共重合物は種々のオーダーのプロック構造を有していることが示唆された.このためテトラクロルエタンとテトラクロルエチレンの両溶媒について,モル組成を変化させた系について検討したところ,溶液粘度や共重合組成曲線にはあまり差異は認められなかったが,融点降下挙動から,両系のブロック構造が顕著に相違することが認められた:参1
引用文献 (11件):
  • 1) B. Ke, A.W. Sisko: J. Polymer Sci., 50, 87 (1961)
  • 2) P.W. Morgan: Condensation Polymers, Interscience Publishers, New York (1965)
  • 3) V.V. Korshak, T.M. Frunze: Synthetic Hetero-Chain Polyamides, S. Monson, Jerusalem (1964)
  • 4) 飯島賢治, 堀内発, 緒方直哉: 日化会第23年会講演予稿集, 2090 (1970)
  • 5) M.L. Huggins: Ind. Eng. Chem., 35, 980 (1943)
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