抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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O.Reynoldsの岩石硬化現象(dilatancyhardening)の理論を拡張して,地震断層を説明するのに必要なモデルの,本質的な不安定性の存在を示した。この理論は,地震活動を生ずる地殻や上部マントルの岩石粒子間に流体があることを要し,また,地質学的変動を起す地域に,各所からその流体を集中させるという機構を備えている。この埋論によって,地震に伴って観測される時間定数の幅広い範囲を説明できる;図7参12