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J-GLOBAL ID:201602018385005273   整理番号:64A0262653

肝性こん睡時の病態生理(III)肝障害時のアミン代謝ならびに関連諸酵素

著者 (1件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 96-114  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0744A  ISSN: 0368-5063  CODEN: KDIZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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CCl4慢性肝障害の際,アミンオキシダーゼ(I)は著しい変動を示さぬが,障害が進むにつれて多少活性は上昇,ウリジンはI活性の亢進をきたす.ピリドキサールホスフェート(II)は肝ジアミンオキシダーゼ,脳モノアミンオキシダーゼ活性の亢進をきたす.アロキサン糖尿,アミノ酸インバランスによる脂肪肝ラット肝のI活性はほとんど変化がないが,肝パラフェニレンジアミンオキシダーゼ(III)活性は低下を示す.血清オルニチンカルバモイルトランスフェラーゼ活性は肝障害が進むにつれやや上昇,高たんぱく質食の投与により低下.肝障害により血中Iはほとんど変化しないが,IIIは上昇.また,尿中アミソ排泄量は,肝硬変症では増加,急性肝炎回復期では低下,IIおよびオルニチンアスパラギン酸塩などの投与では変らない.

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