抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本症候群の本態は非特性アレルギー性機転の婦人科的表象であろうと推定した.ヒトγ-グロブリンは周知の如く非定型抗体の担体であるが,抗ヒトγ-グロブリンウサギ抗血清を用いて,任意のヒト血清との間の免疫反応ならびに入皮内即時反応を試み,併せて腹くう内循環障害の指標としてウロビリノーゲン量を概測し,比の三要素による冷え症の診断と相の判定を可能にした.さらに本症多数例の定点観測においても,同一症例の経時的観察においても,これら三要素はヒト血清たんぱく質量やγ-グロブリン量に何等の相関も示さないが冷え症の相に対応しつつ,互に良く相関することを証明した.