抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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CoO-MgO-SnO
2,NiO-MgO-SnO
2およびCoO-NiO-MgO-SnO
2系の各スピネルにMg
2+→Zn
2+の置換を遂次行ない,スピネル生成と色調の変化とを観察した.Mg
2+→Zn
2+の置換により,スピネルは生成し易くなる.またスピネル配合物中のNi
2+をCo
2+またはZn
2+で置換しても同様な効果がある,CoO-MgO-ZnO-SnO
2系では,Zn
2+の少ない組成は鮮明な青であるが,Zn
2+が増すと灰緑色となる.NiO-MgO-ZnO-SnO系では,Mg
2+→Zn
2+の置換による色調の変化はほとんどなく,緑色系の鮮明の色調となる.CoO-NiO-MgO-ZnO-SnO
2系のスピネルでは,全域で青から青緑にかけての鮮明な発色がみられた.2NiO・SnO
2系スピネル,およびMgO・TiO
2,CoO・TiO
2.NiO・TiO
2,のようなイルメナイト型化合物は,すず系では1400°Cまでの加熱では得られなかった.またMgO・2TiO
2,CoO・2TiO
2のような化合物も得られなかった.