抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Mckay〔Nature 142 p997(1938)〕は均一同位体交換反応の速度式としてln(1-λ)=-R C
1+C
2/C
1・C
2 Tの式を与えた。この研究では,固相の表面と液相間の不均一同位交換反応の速度式を導き,実験的に検討を加えている.a)表面反応が律速段階の時には。ln(1-λ)=-K(n
0)+n
L)溶液中の拡散が律速段階の時には,ln(1-λ)=-K
0 n
0+n
L/n
0 t,で表わされる。(λは交換率,no表面における交換し得るイオンのモル数.n
L.溶液中の交換可能なイオンのモル数.t時間).これらの式を使って,BaSO
4-Ba
2+;BaS
4-SO
4-2 SrSO
4-Sr
2+とAgCl-Cl
-の交換速度定数を定めた.速度定数K(Mol
-1-SO
1)はBaSO
4-Sr
++系でK=9.6±0.6;BaSO
4-SO
4系でK=15.9±04;Agcl-Dl系でK=3.6±0.3である。これらの系はすべてにおいて,表面速度が律速段階であった。結晶が良くできている程不均一同位体交換反応速度定数が小さくなる;図2表2参5(菅野 等)