抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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天然トロポミオシンからのトロポニン(T)単離法を記述.Tはトロポミオシンと結合して,天然トロポミオシンのミオシン-アクチン相互作用のCa<sup>2+</sup>感作における全活性を回復.Tは10<sup>52g当り交換可能なCaを4モル近く結合.これらCaの結合部位の結合定数を測定,全結合部位の半数は1.3×10<sup>6</sup>M<sup>-1</sup>,残る半数は5×10<sup>4</sup>M<sup>-1</sup>であった.収縮系で交換可能なCa量をTのCa結合力により計算,この値は他の収縮性たんぱくまたはATPによっては無影響.収縮系のCa<sup>2+</sup>感受性は存在するT分子のCa2+親和性に依存することを示唆.アクチン-ミオシン相互作用に対するT制御の機構を論ず:参28