抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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赤外吸収スペクトルおよびX線を用いて絹糸腺内凝固フィブロインの分子形態を研究し,次の事実を明らかにした.後部絹糸腺内凝固フィブロインはβ型で,赤外2色性を調べた結果からパラレル-βであることを確認.中部絹糸腺内フィブロインのα型結晶構造はα-ヘリックスでもクロス-βでもなく水素結合をポリペプチド鎖に対し垂直にもつようなヘリカル構造であると考え,このような2次構造では分子内水素結合がないため容易にβ型に転移できるものと考察.これが前部糸腺に送り込まれるとX線図はβ型粉末図型に変化,すなわちランダム形態をとるものと推察:参16