抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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いくつかのエネルギーをもつγ線のスペクトルの計算機による解析法について述べられている。ここで用いている方法は解析しようとするエネルギー範囲内のエネルギーを持つ既知の単一エネルギーγ線を解析しようとする測定と同じ配置で正確に測定しておき,その分解能からエネルギー分布曲線をシンセシスし,シンセシスした結果と測定結果が同じになるように計算を行わせるものである。実験としてはCERNの600MeVシンクロサイクロトロンで,中間子原子のKシリーズX線Kα,Kβ,Kνの測定をNaI(3in×3in)で行ない,その結果を解析している。較正用線源として
137Csを用いている。光電ピークの計算値3~10×10
3,エネルキー半価値5~10チャネルのスペクトルに対して,二つのエネルギーの間隔の決定の精度は0.6~2MeVに対しては1~2%,2 MeV以上のエネルギーに対しては誤差約3%になる。計算時間はIBM704を用いて1.5~2minを要する;図3参12(長谷川 賢一)