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J-GLOBAL ID:201602018480384109   整理番号:72A0378099

担がんマウスおよびがん細胞に対するウシ心臓抽出物の抗がん作用

著者 (1件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 43-62  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0559A  ISSN: 0026-3532  CODEN: MMJJA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Szent Gyoergyiらの抽出法に基き,子ウシの心臓から得た抽出物(HEC)の抗しゅよう作用を検索.HECは薄層クロマトグラフィーの結果では各種脂質より構成されていた.HECをCrocker肉しゅ180を移植したマウスに注射したところ,肉しゅの退化を認めた.またEhrlich腹水がんを移植したマウスの腹こう内にHECを抽入すると生存日数にかなりの延長が認められた.しかしこの時かなりの白血球増加が併発した.in vitroの実験では,HECによりEhrlich腹水がん細胞,Crocker肉しゅ180細胞の多くが死滅した.HECは3H-チミジン,3H-ウリジンの細胞への取込みを阻害するが,3H-ロイシンの取込みは阻害しなかった.またHECの腹こう内投与により多くの腹膜マクロファージが移動し,Ehrlich腹水がん細胞の周囲に集まっているのが認められた:参21

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