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J-GLOBAL ID:201602018503493393   整理番号:66A0289874

放射性物質の包装の火災試験

Fire tests of packagings for radiative materials.
著者 (1件):
資料名:
ページ: 114-118  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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IAEAの放射性物質安全輸送規約の討論会議の場で,3つの火災試験が提案された。すなわち,(1)800°Cで30分間(2)徐々に1000°Cまで上げながら1時間(3)800°Cで野外で30分間,である。(2)はビル火災を対象としたものであり,(3)は実際の火事を想定したものである。CEAは2つの野外火災試験を行なつた。対象物は,(イ)液体のままで運ぶセンドリロン型(容量50l,5cmの鉛しャへい,70cmの直径で750kg)(ロ)線源輸送用のGT-200型(重量1246kg,高さ640mm直径530mm,216mmの鉛しゃへい)である。GT-200型の試験は3/4時間以上続けられた。温度は平均800°以上(風で500~950°になる),容器のまわりの炎の厚さは平均60cm,この場合鉛は22分で融け始める。センドリロン型の試験では,温度は735~980°で,容器のまわりの炎の厚さは60cm,この場合容器の内部は27分で320°になる。容器の下半分の鉛は10分で,上半分の鉛は16分で融解し始めた。センドリロン型は小型であるが。テスト中形を保持していた。しかし,GT-200は上部外表面で重要なゆがみが生じた。これは材料の軟鋼とステンレス鋼の異なった膨脹の結果であり。鉛の融解によって生じたものではない。センドリロン型の炉試験も行なわれた。(800°Cで25分,高さ×幅×深さ=2.5×2×1.5m)炉試験では熱的なショックはなし。また温度勾配を計算に入れないでおくと両者の結果は比較し得ることが判明した。ただ野外試験は実際の火事によく合致しており,低コストであるが,風や空気の流れを考慮しなければならないという点が炉試験と異なつている
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