抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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江崎によって発見された,BiのKink効果(極低温における異常磁気抵抗効果)を短い電界パルスを用いて測定し,超音波増幅効果との関係を調べた.十分短かいパルス(50~100nsec)に対しては,音子系は熱平衡状態に近く,V-I特性はohmicになり,hot electron効果は観測されない.超音波束の増大する時定数は,磁場,電場の減少関数であり,非線型損失機構の留る二つの領域に分けて考えることができる.入力電界パルスの終った後に,影響電磁効果に基く信号が見られ,一且生成した超音波束が漸減していく様子がわかろその際,超音波束が消滅しきらないうちに第2のパルスを加えると,残っている超音波束の量に応じて,V-I特性が変化する試料によっては,Kink点以上で1Mc程度の連続発振が観測されることがあり,その周期は音波のtransit timeの約0.4倍で与えられる.