抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海洋底の砂泥運搬の要因として,近年,乱泥流説が画一的に主張されている。しかし,北大西洋西部における砂泥の構造ならびに組織上の性質を観察すると,底層流もまた,砂泥の運搬に大きな役割を果していることがわかる。深海底の砂泥の平均粒径一分級度一歪(わい)度間のダイアグラムでみられる傾向は大陸,沿岸,浅海底におけるたい積物の傾向と類似している。そこには乱泥流によって深海底でたい積した砂泥のもつ特徴的な傾向がなにもない。深海底の砂泥層は一般に海流で生じた葉理を有している。また深海底砂泥にふくまれる粘土は一般に5%以下にすぎず,12%に達することはない;図8表2参56