抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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この装置はKetelleとかJohnsonらの設計した型で,シンチレータの中で全エネルギーを失った電子だけがスペクトルに寄与する.プラスチック製のモニタ・シンチレータは中央に穴があいておりその中を電子が通りNaI(Tl)の初段結晶に入る.モニタ・クリスタルはアルミのコリメータにより線源からしゃへいされている.モニタ・クリスタルからのパルスは512チャネル波高分析器に入り逆同時計数のゲートを開く.初段の結晶に入った後散乱してモニタ・クリスタルに入った電子は逆同時計数を働かせエネルギーの欠けたパルスが分析器に入るのを防ぐ.モニタ・クリスタルは2inφ×linhで3/8inの穴があいている.初段結晶は2mm厚のNaI(Tl)である.
137Csの転換電子の624keVのピークで8.3%の分解能が得られた.このスペタトロメータで得たデータによるキュリー点は非常によかった。32pと
60Coのキュリー点が示されている;図3参2(柳下和夫)