抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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すずの安定同位体は10あるので熱中性子照射すると多くのRIが生成する。著者らは存在比が最も高い
120Sn(33%)を使う
120Sn(n,γ)
121Snによって複雑な組成の合金中の微量のすずを定量した。その方法は照射試料にすず担体を加え,ほう酸を加えてすず(IV)のふつ素錐体を分解,メタすず酸の沈殿を作る。よう素の化合物に変え,よう化ナトリウム,過塩素酸溶液に溶解,塩酸溶液に逆抽出したのち,Sn(IV)をN-ベンゾイルフェニルヒドロキシルアミンによって沈殿させて放射能を測定。化学的収率は約80%。照射合金は0.1g,4試料同時に分析する所要時間は約3時間