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J-GLOBAL ID:201602018549019513   整理番号:65A0246695

スクシンイミドおよびマレイミド類における水素のNMR

著者 (1件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 1422-1426  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0171A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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無水こはく酸,無水マレイン酸をイミドにし,更にそのN-置換体を系統的に変えた場合に,カルボニル基を連結するメチレンあるいはメチン基の水素および置換基の水素の化学シフトがいかに変化するかを調べた.試料は無極性溶媒に難溶であるため比較的良好な溶媒であるアセトニトリルを用い,可能な場合にCCl4溶媒についても化学シフトを測定.酸無水物はそのイミドより20cps程度砥磁場側にメチレンおよびメチン基によるシグナルを有し,イミド類では置換基がアルキル基の場合ほとんど影響ないがアリール基では10cps程度低磁場側にずれる.これらの結果から,カルボニル基の電子吸引効果と分子内環電流の影響を除いては,分子内電場の変化が重要な因子であると推論.
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