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J-GLOBAL ID:201602018552222125   整理番号:65A0251115

重クロム酸法によるエタノール定量の測定値におよぼす影響について(II)主としてWidmark法,Conway法ならびに吸光度法による測定値の比較検討

著者 (1件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 145-147  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0738A  ISSN: 0451-1980  CODEN: KKHKA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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Conway微量拡散法,Widmark法,吸光度測定法について,a)エタノール含有標準溶液,b)エタノール含有標準血液を用いてそれぞれの測定値ならびに感度などの比較や,c)反応温度と時間などによる測定値の影響について調べた.a)ではWidmark法による感度が最も良好な結果が得られ,Conway法では検液の採取量量が少ないためか測定値に多少のバラツキがあった.b)の感度については,吸光度法が最も良い結果が得られ,いずれのエタノール含有標準血液でも,総平均感度94.52%を示した.Widmark法では92.37%.Conway法が93.87%を示した.c)については,エタノール含有,3.550mg/ml,1.972mg/ml,0.789mg/mlの標準溶液について吸光度法により測定した.反応温度30°Cと50°Cでは90分以上,60°Cでは60分でいずれも安定した感度を示し,この結果から.反応温度50°Cでは120分,60°Cでは90分の反応時間の場合が重クロム酸に対するエタノール測定条件が最も適当と思われた.

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