抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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硝酸第二セリウムアンモニウム(Ce塩)を開始剤として,COOH基およびC=O基を含むセルロース試料にアクリルアミド(AM)をグラフト共重合させた.グラフト率はCe塩濃度が1~5mmol/lのとぎ極大値を示し,その値は試料のC=O基量が増すにつれ高濃度側に移動した.初期の重合速度から見かけの活性化エネルギー5.4kcal/molが得られた.グラフト率,PMAの分子量および見かけの分岐数はC=O基量が増すにつれ増大し,COOH基に影響されなかった.クラフトポリマーの赤外吸収スペクトルを測定.これらのことから,重合はCe塩とC=O基のレドックス反応により開始され,鎖末端への重合がCH基へのそれより優先するものと考えられる:参13