抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1970年2月と3月に北陸沿岸で雪と雨水を採集し,それらの中にある固体粒子中の鉱物をX線回折法によって,定量的に分析した。固体粒子の発源地を鉱物の組成と空気の流跡線解析から推定した。その結果,第1部より正確に固体粒子の発源地を調べることができた。得られた結果は次のように要約し得る。(1)雪の中の固体粒子の大部分は黄河上流域から舞い上がった土壌粒子(黄砂)であることが見出された。(2)みぞれの中の固体粒子の発源地は雪の中の固体粒子のものとほとんど類似していた。(3)雨水の中の鉱物粒子の多くは揚子江上流域の土壌粒子に起源を持っものと考えられる;写図9表6参6