抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
糖尿病にみられる基本的代謝障害を解析する目的で健常者9例,インシュリン欠乏型糖尿病患者5例,肥満糖尿病患者4例に14~15時間絶食後インシュリン0.15u/kg,グルコース3.0g/uインシュリンを同時持続点滴静注を行ない,強制的に糖利用をこう進させ血中代謝産物の動態を追及した.血糖,アミノ酸,ATPの百分率変化には両群に差異を認めない.血中遊離グリセリンの変動は糖尿病群で早期かっ高度に認められその減少率は肥満型の方が大きい.これはインシュリン効果が異なったポイントで発揮されると思われる.血中ケトン体は正常者では減少一途をたどるが糖尿病群でははじめは増加し後に減少するという特異な推移を示す:参48