抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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群青中のNaと,水溶液中のAg
+,Cu
++,Ni
++,Co
++,Mn
++の間の交換反応,アルコール溶液中のAg
++,Cu
++の交換反応について報告し,交換容量に対するいおうの影響などを検討した。微粉状の群青と各溶液をよく混合しながらいろいろの温度で反応させた。測定は,目的とする陽イオンを原子炉内で照射した放射性トレーサーによる方法と,塩溶液中の群青の放射能の変化を調べる方法によった。交換反応速度は群青粒子中へのイオンの拡散により支配され,いろいろの温度での交換反応の拡散定数を比較検討した。水溶液での反応性はAg>Ni>Cu>Co>Mnの順で,イオン半径との関係をも述べている。アルコール溶液では活性化エネルギーの低下が見られる。また群青のイオン交換容量をモンモリロナイトの値と比べたが,この値は,大方のイオン交換樹脂より大きく,交換樹脂としての使用条件などを明らかにした;図24表9参1(三原)