抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アセトニトリル中で,ArYCH
2C1(I;CH
2,II Y;O,III Y;S)と四エチルアンモニウムクロリドとの塩素交換反応を行ない,α原子,核置換基,イオン強度の反応速度に及ぼす効果を検討した。反応次数は二次で,ハメットのρ値は,I:0.57,II;-1.56,III;-0.92であった。負のρ値はSx2反応においては例が少ない。α位の酸素は,10
5-10
6,いおうは,10
2-10
3の加速を示した。EaはI>III>IIであった。これらのことは,Iにおいては,塩素イオンの反応中心への接近が,II,III,においては,αヘテロ原子による遷移状態の安定化がSx2反応に主たる寄与をしていることを示している(著者)