抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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天然のプリンは酵母Eremothecium ashbyiiによるリボフラビンとプテリジンの生合成の際,ビリミリン環の供給源であることが最近報告されているが,プリンからピリミジンへの転換について,炭素のみを標識したプリンを用いて研究されてきたが,プリンのイミダゾール環中の窒素がリボフラビンにとり入れられることについては,明らかにできなかった。ブリンがリポフラビンに転換する性質について,
15N-アデニンを過剰のアルギニンを含む培地で生長した酵母に与えたところ,アデニンのプリン環の四個の窒素はそのままリポフラビンにとり入れられている結果を得た。ついで,さらにこの結果を確認するために,
15Nおよび
14Cで二重標識したキサンチンを,アスパラギンとグルコースを含む培地中の酵母に与えたところ,8-位置の炭素原子を除いて,プリン環の全原子が,リボフラビン中に一つの構成単位としてそれぞれ対応する位置に入っている結果を得た;図1表2参25(田部井)