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J-GLOBAL ID:201602018768201572   整理番号:70A0397497

ヌクレオチドのチーズ製造への応用 II プロセスチーズに添加したヌクレオチドの安定性とチーズ風味に対する効果

著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 10-13  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 0029-0394  CODEN: NSKGAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ゴーダおよびチェダーチーズを原料とし,ヌクレオチド(5′-イノシンりん酸二-ナトリウムおよび5′-グアノシンりん酸二-ナトリウム)を添加したプロセスチーズを製造し,標記の試験をした.これらのチーズ加工中の加熱やかきまぜなどによるヌクレオチドの減少は10~30%程度,貯蔵(60日)中の減少は10%程度であった.これは,加工過程における微生物の殺菌,ヌクレオチド分解酵素の失活によると思われる.風味の官能審査の結果,パネル(男女45人)の約1/3は,添加チーズと対照チーズとを区別できなかったが,全般的には,添加チーズのほうが好まれた.しかし,添加の効果は,熟成の進んだチーズのほうが大きいので,熟成期間が短いチーズの風味をヌクレオチド添加によって完全熟成チーズの風味に近づける可能性はない:参14
引用文献 (14件):
  • 1) KURTZMAN, C.H. and SJOSTROM, L.B.: Food Technol., 18, 1467 (1964).
  • 2) 津郷友吉・谷口宏吉・林慶文:日畜会報,38,18 (1967).
  • 3) LIN, C.W., TANIGUCHI, K. and TSUGO, T.: Jap. J. Zootech. Sci., 39, 446 (1968).
  • 4) LIN, C.W., YOSHINO, U. and TSUGO, T.: Jap. J. Zootech. Sci., 40, 152 (1969).
  • 5) LIN, C.W., YOSHINO, U. and TSUGO, T.: Jap. J. Zootech. Sci., 41, (1). (1970)
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