抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ゴーダおよびチェダーチーズを原料とし,ヌクレオチド(5′-イノシンりん酸二-ナトリウムおよび5′-グアノシンりん酸二-ナトリウム)を添加したプロセスチーズを製造し,標記の試験をした.これらのチーズ加工中の加熱やかきまぜなどによるヌクレオチドの減少は10~30%程度,貯蔵(60日)中の減少は10%程度であった.これは,加工過程における微生物の殺菌,ヌクレオチド分解酵素の失活によると思われる.風味の官能審査の結果,パネル(男女45人)の約1/3は,添加チーズと対照チーズとを区別できなかったが,全般的には,添加チーズのほうが好まれた.しかし,添加の効果は,熟成の進んだチーズのほうが大きいので,熟成期間が短いチーズの風味をヌクレオチド添加によって完全熟成チーズの風味に近づける可能性はない:参14