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J-GLOBAL ID：201602018771191243   整理番号：71A0370602

⁸⁰BrとCH₄の異性体遷移誘起反応へのクリプトン減速体の効果

著者 (3件)： 八木益男 (東北大(理)) ,  近藤健次郎 (東北大(理)) ,  小林孝彰 (東北大(理))
資料名： Bull Chem Soc Jpn  (Bulletin of the Chemical Society of Japan)
巻： 44  号： 2  ページ： 580  発行年： 1971年 
JST資料番号： G0450A  ISSN： 0009-2673  CODEN： BCSJA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異性体遷移活性化⁸⁰Brの化学的挙動を明らかにするために,CH₄-^80mBrBr系でKr減速体の効果を研究.CH₄に対する⁸⁰mBrBrのモル分率を一定に保ち,個々の生成物収率を⁸⁰Br原子の過剰運動エネルギーを除くのに十分なKrガスの存在下で測定.Kr減速体のモル分率が0ではCH₃⁸⁰BrとCH₂⁸⁰BrBrの極限収率は4.6±0.2%と2.4±0.1%と得られ,Kr減速体の1モル分率のときにはCH₃⁸⁰Brで0.0±0.1%o,CH₂⁸⁰BrBrで1.4±0.1%.この実験条件下ではCH₃⁸⁰Brは過剰運動エネルギー過程だけにより生成すると思われるが,(2.4~1.4)%のCH₂⁸⁰BrBr収率は過剰運動エネルギープロセスから,1.4%は熱イオン過程から生ずると思われる.これは有機生成物の約80%は主に過剰運動エネルギー過程から,残部は熱的イオン過程によると思われる:参5

タイトルに関連する用語 (5件)： 異性体 ,  遷移 ,  誘起反応 ,  クリプトン ,  減速体