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J-GLOBAL ID:201602018776904876   整理番号:65A0245738

伝導性CdS単結晶のHall効果ならびに金属との接触特性

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巻: 14  号:ページ: 907-922  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0137A  ISSN: 0415-3200  CODEN: DTKKA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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伝導性CdS単結晶について,Hall効果および整流特性を測定し,結晶母体の性質ならびに金属との接触時に生ずるせき層の性質を考察した.完全なOhm性電極を用いることにより,結晶母体と電極部分の効果を明確に分離して測定することができた.高温領域における試料の電子移動度は,μH=6.4×105・T-3/2であらわされ,音響形格子振動による散乱が主体を占める.この試料は常温で,自由キャリア濃度,1.5×1017cm-3,移動度240cm/V・secをもつ高純度n形CdS単結晶である.せき層容量および電圧-電流特性の測定から,CdSへき開面と金属との界面には高さ約0.9voltのScho-ttky形せき層が生じ,それが“Multi-contact”を構成していること,およびCdS単結晶表面には固有の表面ポテンシャルせき層が存在することが推定された.研摩により単結晶表面には厚さ10-5cmの絶縁層が現われ,せき層の特性は大きな影響を受けるが,このときのせき層は3種類の性質の異なった層の合成によって形成されていると考えられる.
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