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J-GLOBAL ID:201602018859078692   整理番号:68A0327307

アイソタクチックポリプロピレンと無水マレイン酸との反応,およびそのイオン橋かけ反応II 均一系における反応

著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号: 275  ページ: 167-172  発行年: 1968年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0023-2556  CODEN: KOKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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溶融素ねり反応によってアイソタクチックポリプロピレン中への高分子反応による無水マレイン酸の導入,およびイオン橋かけ反応が可能であることは前報に示したごとくであるが,この場合,重合度の低下をおさえることができない.そこで適当な溶媒中での均一反応について検討したところ次のような結果を得た.(1)アイソタクチックポリプロピレンへの無水マレイン酸の導入反応は,キシレン溶媒中にアイソタクチックポリプロピレンおよび無水マレイン酸を均一に分散させ,窒素下120°Cに昇温後,開始剤,たとえば過酸化ベンゾイルを加えてゆくと容易に起こる.(2)得られたベース重合体は,未変性のポリプロピレンに比べて重合度の低下が少なく,また,無水マレイン酸に帰因する着色の見られない無色の粉末状で得られる.(3)イオン橋かけ反応はトルエンとジメチルホルムアミドの混合溶媒中で酢酸亜鉛を用いることによって容易に行なうことができる:参3
引用文献 (3件):
  • 1) 井手文雄, 釜田和正, 長谷川章: 高化, 25, 107 (1968)
  • 2) 箕浦有二, 大羽希男, 上田稔: 第12回高分子研究発表会講演要旨 (1966年7月)
  • 3) 特許: BP 652324 (1963)
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