抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ネオン,ヘリウムとHD十間およびHDとクリプトンあるいはアルゴン陽イオン間のイオン-分子反応について,反応するイオンの運動エネルギー0.4~8.1eV間にわたり分子内水素同位体効果を180°で測定した.これはイオンの運動エネルギーとともに変化する(I)三原子系の変位同位体効果,(II)三原子中間体の分解同位体効果,(III)活性な生成物イオンの分解同位体効果を考えて反応機構を考察した.低エネルギーでは中間体を通り(II)を主としKH/KDはlより小さくなる.高エネルギーではイオンまたは原子移動機構で(I)が支配的であり(III)の効果が重ることになる.ヘリウム,ネオンとHD十の反応では(III)が認められるが,クリプトン,アルゴンイオンとHDの反応では活性な生成物イオンを生ずるには,運動エネルギーが不次分である;図3表5参14(鳥山 久美子)