抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アジア7か国から集めた14属52種のタケについて,比較組繊学的研究を行ない,茎の解剖学的構造は,もっぱら4つの基本型を示す柔細胞基本組織中に包埋された平行維管束によって特性づけられることを示した。分類システムは維管束型と茎中での組合せに対して考案されたが,HOLTTUMの子房構造に基づくシステムと良い相関性があった。1本の茎内と1種の茎間の維管束構造の顕著な変動について解説し,1種の代表的な記述と分類同定のかぎの導入の関連性について検討;写図21表1