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J-GLOBAL ID：201602018961056547   整理番号：71A0377745

免疫グロブリンの化学と臨床 加齢と抗体産生

著者 (1件)： 岸本進 (大阪大(医))
資料名： 日本内科学会雑誌  (Journal of the Japanese Society of Internal Medicine)
巻： 59  号： 10  ページ： 1062-1065  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0916A  ISSN： 0021-5384  CODEN： NNGAA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 予稿  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 加齢に伴う免疫機能の変化とその発現機構を究明する目的で,年齢4日から19か月までのC₅₇Bl系マウスに各種の抗原を使用した結果次の結論を得た.すなわち,加齢に伴うマウスの抗体産生能の低下は,抗原依存的であり抗原によって異なる.ヒツジ赤血球に対する抗体産生能の加齢に伴う低下は抗体産生細胞1個当りの産生抗体量の減少によるものではなく,抗体産生細胞数の減少が主因と考えられた.その抗体産生細胞数の減少の一次的原因は抗体産生細胞前駆細胞の減少であり,二次的原因は,抗原反応性細胞の減少と推測される:参17

引用文献 (17件)：

• 1) Sterzl, J. & Silverman, A. M.: Adv. Immunol. 6, 337, 1967.
• 2) Thomsen, O. & Kettel, K.: Z. Immun.-Forsh. 63, 67, 1929.
• 3) Haferkamp, O. et al.: Gerontologia, 12, 30, 1966.
• 4) Rowley, M. J. et al.: Lancet, II, 24, 1968.
• 5) Svec, K. H. & Veit, B. C.: J. Lab. clin. Med. 73, 379, 1969.

タイトルに関連する用語 (5件)： 免疫グロブリン ,  化学 ,  臨床 ,  加齢 ,  抗体産生