抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Sao Joao島からのDrosophi la willistoniの実験室集団を用いて,自然集団内に存在する致死第II染色体および
137Cs γ線で生じた致死第II染色体それぞれ2つを使って調査した。野生致死と誘発致死とをそれぞれ0.25の頻度として,集団飼育箱で実験室集団をつくった。集団は348日を経過しても致死の頻度はなお0.03~0.18であった。これらの致死を分析調査したところ,いずれもホモ接合体の状態で生存していることがわかった。致死についてホモの個体が生残しているのは劣性の抑制遺伝子が存在しているためであった。実験室集団が866日を経過したとき,抑制遺伝子の頻度を調査した。抑制遺伝子の頻度は0%から58.3%まであった。致死遺伝子と抑制遺伝子を同時に有する第II染色体ホモの個体の生活力は,正常個体の生活力の14%から129.68%であった;図1表6参18(山口彦之)