抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1957~1967年のカントン島のレーウィンゾンデのデータを,急速フーリエ変換を用いるBinghamなど(1967年)のスペクトル推定法によって解析した。850と150mbの帯状風成分u間の共スペクトルの負値の大きさに41~53日振動があるのに最初に注目した。さらにuの共変量スペクトルの最大が下部対流圏にあり,700~400mbでは弱く,上部対流圏では強いことを明らかにし,これと地表面気圧Pのスペクトルとの関係を述べた。負の対流圏気温偏いと正の地表面気圧偏いが関係しているので,下・中部対流圏は同位相で振動するuとPの節面であるが,この面の上,下とは逆位相である。この振動が赤道付近の帯状面内に向く大規模循環セルの現われではないかという点について論じた;写図5表2参9