抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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リビドマイシンA(I)に抵抗性の菌Pseudomonas aeruginosa TI-13株酵素により得られたI不活性化物(II)を精製し構造を検討.IIは融点210°C以上,〔α〕
D20+52.2°(c 1.48,H
2O),C
29H
56N
5O
21 P・5H
2O.Bacillus subtilis PCI29株に対する抗菌力はIの1/1000以下.紫外部は未端吸収のみ,赤外吸収によりりん酸エステルの存在を示唆.IIはI同様24時間で6.2モルの過よう素を消費.IIのメタノリシスにより3′-デオキシパロマミン,メチルリビドトリオサミニドりん酸塩,少量のメチルリビドビオサミニドりん酸塩を産生.以上のほか,IIのプロトン磁気共鳴像およびデカップリングの結果からIIはIのリボース部C-5位の一級水酸基がりん酸化きれたものと結論.I抵抗性R因子をもつEscherichia coli K-12ML1410株酵素によるIIも同一物:参6