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J-GLOBAL ID:201602019155432608   整理番号:66A0284697

将来の加速器

Accelerators of the future.
著者 (1件):
資料名:
ページ: 1-11  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 解説  発行国: その他 (ZZZ) 
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従来,加速器の将来について展望しても新しい原理の発見などでそれが数年の間しか役に立っていない。新形加速器の完成までは8~10年かかるのが普通であるから,ここではそれらの展望を行うこととする。加速器の進まんとしている方向は3つある。すなわち大出力,現在の最高エネルギーである33BeVの更新,衝突現象の追求である。現在の加速器の出力は陽子で 1012個/sec程度で0.1μAに当たるが,将来は6×1015個/sec程度の出力が得られる可能性がある。エネルギーは,200BeVのものが計画段階にあるが,1967年にはソ連で70BeVの陽子シンクロトロンが完成する予定である。将来1000BeVのものもできると予想されている。最近はシンクロトロンの一部に磁界のない部分を作り,ここにQマグネットを入れる新しい方法が開発されたので,加速磁極の大きさも余り大きくはならず,コイルも超伝導を利用して小形に作る方向に向っている。Storage Ringは一定磁界の一種のシンクトロンであるが,各地で建設され実用段階に入ろうとしている。イタリヤで計画しているものは,電子と陽電子の衝突を調べるもので,この場合Ringは1つで良いのが特徴である;図10(三好 克彦)
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