抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ニュージーランドウサギの若い雄(3~5Kg)の頭部にX線(220KV,20mA)を照射し(9または12KR),その後の大脳内の温度の変化を調べた。温度の調査にはサーミスタープロープを用い照射の3~5週間前に頭部に植え込んでおいた。照射後急激に温度は上昇し,照射後30~40分で最高(平常値より約0.8°C高い)に達し,1~2時間までに平常値に戻った。多くはこれだけの反応であるが,視覚の部分にプローグを殖込んだ時には照射後2.5~3.5時間後に再び温度は上昇を開始し,それとともにてんかん性のけいれんを起した。温度上昇は大脳代謝の変化によるものであろう