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J-GLOBAL ID:201602019180062467   整理番号:65A0248200

内部オレフィンの重合(IV)フェニルシクロプロパンのカチオン重合

著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号: 246  ページ: 652-659  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0023-2556  CODEN: KOKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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フェニルシクロプロパン(I)をカチオン重合して得られるポリマーの構造は予期した開環重合体とは異なり,ベンゼン核を主鎖中に含むことが判明.その構造,重合機構について検討.Iは0°C以上,CH2Cl2中,AlCl3.BF3などによって速やかに重合し,低分子量ポリマーを与える.重合反応は逐次的に進行し.ポリマー間の反応でも生長が起こるのが認められた.ポリマーのIR,NMR,UVスペクトル,C-メチル基の化学分折,ポリマーの酸化などからポリマーの構造は主として下記の様なものであることが判明.重合機構としてはシクロブロピル基の開環で生じるエチルペンシルカチオンのベンゼン核へのフリーデル,クラフト反応のくり返しが考えられる.
引用文献 (18件):
  • 1) H. Staudinger, E. Dreher: Ann., 517, 73 (1935)
  • 2) S. Murahashi, S. Nozakura, K. Tsuboshima, Y. Kotake: Bull. Chem. Soc., Japan, 38, 156 (1965)
  • 3) A. D. Ketley: J. Polymer Sci., 1 B, 313 (1963)
  • 4) C. F. H. Tipper, D. A. Walker: J. Chem.Soc., 1959, 1352
  • 5) 山田瑛, 柳田正也, 鈴木信: 理研報告, 37, 429 (1961)
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