抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
普通,早強,中よう熱,高炉(B種)およびフライアッシュ(B種)の各種セメントを用いたコンクリートについて乾燥収縮および乾燥による強度変化を測定.乾燥収縮率は,スランプ値が10cmのコンクリートについては,710~830×10
-6程度であり,セメントの種類別による差は小さい.水セメント比と単位収縮率との間には良好な相関性が認められ,また単位セメント量および単位水量の増加とともに単位収縮率は増加するが,これらのうちでは単位水量の影響の方が大きい.なお乾燥によりコンクリートの強度は一時的に増加した後,以後は多少減少するが,乾燥による強度低下の傾向は圧縮強度よりも引張り強度の方が顕著であり,したがって乾燥による強度増加は乾燥収縮応力によるものと判断.