抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1個のY染色体をもつcompound-X雌の照射は,Y染色体を欠く同様な雌の照射よりも高いひん度でtriplo-4の子を生じた。しかも2つの場合でtriplo-4の間の性比は非常に異なり,前者では大凡4♂♂=1♀,後者で30♂♂=1♀であった。triplo-4雄の大部分はfreeのY染色体をもたないので,不分離のdiplo-4の卵は多くの場合にnullo-X-nullo-Yであった。これは,Y-4の交換がキヤズマによる二価染色体で通常に連結しない染色体に放射線による不分離がおこると考えると予想できる。第4染色体の標識腕部によってキャップされたYの断片をもつものの分析は,Y-4交換後に切断した第4染色体とcompound-Xのhomologueの分離がtriplo-4における雄の超過を与えるだろうことを確認した(山ロ彦ゆき)