抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ディスク法による薬剤感受性試験について,緑のう菌を用い1濃度法を中心にいろいろな面より基礎的条件を検討した.培地の種類については,阻止円はHI培地>D培地>N培地の順に大きくなった.培地pHは,pH6.0~8.0の範囲で,コリスチンでは比較的影響はなかったが,ポリミキシンB,ゲンタマイシン,ストレプトマイシン,カナマイシンでは酸性側で阻止円は減少し,アルカリ側で増大する傾向があった.培地量が少ないほど阻止円は大きくなった.接種菌量が10
6~10
9の範囲では,各薬剤とも一般に菌量が少ないほど阻止円は大きく判定時間は37°C,24~72時間培養では阻止円になった.著明な変化はなかった.標準法と簡易法では,前者がすべての薬剤で簡易法より,より大きな阻止円を示した.ディスクの書き方による影響は,各薬剤とも比較的動揺は少なかったが,阻止円が正円を示さないのが見られた:参21