抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラットにおけるリンパ球増多症促進因子(LPF)の作用機構を知る目的で,胸管排液法によりリンパ球再循環について検詞した結果,LPF注射数時間後にリンパ流および胸管排液からのリンパ球の排出はほとんど完全に止められた,また胸管カニューレを有しないLPF接種ラットでは末梢のリンパ球数が持続的に増加した.これは,いわゆる直接経路によるリンパ球のリンパせんから血流への排出がLPF投与によって増大したことを示唆する.反対にLPFでin vivoおよびin vivoで処理されたリンパ球は,正常ラットに輸注されたとき血流からリンパせんへ移行しなかった,以上の結果から,LPF惹起リンパ球症は小リンパ球に対するLPFの直接作用の結果としてのリンパ球の再循環変性によると結論:参23