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J-GLOBAL ID:201602019275734128   整理番号:65A0263078

テルペンに関する研究(I)サルフェート・ターペンチンの成分組成

著者 (2件):
資料名:
号:ページ: 113-119  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0002A  ISSN: 0451-212X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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中越パルプ川内工場のクラフトパルプから回収された粗製サルフェート・ターペンチン(CST)中の有機いおう化合物の悪臭成分は単一成分のジメチルサルファイドで,CSTから効率よく回収できれば,相当高純度のものがえられ,溶剤としてのジメチルスルホキシドに酸化することができる.CSTの主成分はα-ピネンで63.3%.その他のモノテルペン炭化水素はカンフェン2.6%,β-ピネン5.0%,リモネン成分(ジペンテンを含む)4.9%.P-シメン0.8%などが含まれる.低沸点部(モノテルペン)をとった残りの高沸点部中にセスキテルペン(ロンギホレン)は41.6%,CST中に8.8%も含まれ,その構造が多環の特異な立体構造をもつ化合物である.しかもCST中に単一成分としてα-ピネンについで10%近く含まれていることは興味深い.CSTのガスクロマトグラフィーより27成分の存在が認められ,その中で1%以上存在する成分については大体その化合物を確認できた.
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