抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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年を取って大きいカブトガニ(I)は細菌などの毒素に対して敏感であるが若くて小きいカブトガニ(II)は抵抗す事実であるのでIおよびIIの血清たんぱく質(IIIおよびIV)をでんぷんゲル電気泳動法で比較し,両者の毒素反応の差と血清たんぱく質の変化との相関関係を調べた.その結果は,IIIはIVの2倍のヘモシアニンを含む,IVにはIIIには含まれない(一)に帯電した三つのたんぱく質がある,IVの電気泳動図には(+)に帯電しゆっくり移動するガンマグロブリン様のたんぱく質要素が現われる,などである.IVのガンマグロブリン様のバンドはIIがそれ自身毒素に抵抗する能力と照らし合せて考察される.