抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ミリ波通信用の導波管伝送路が本質的に所有している,しゃ断特性に基づく遅延ひずみを等化するための,テーパ形遅延等化器を,中間周波数4GHz帯で研究した結果をまとめた。テーパ形状は直線形と曲線形の双方をとりあげ,それぞれ電気的な残留ひずみを減少させる設計法を工夫した。また断面形状は円形と方形を比較し,もっとも小形にできる方形薄形でも使用可能であることを明らかにした。試作実験結果,±250MHz周波数帯域幅で遅延時間差約10ns(50GHz,15kmの導波管線路に相当)のひずみの等化に成功し,そう入損失はサーキュレータを含めて0.8dB以下,等化後に残留するひずみはパルス波形のエコーに換算して-30dB以下(直線形)-26dB程度(曲線形)であった。また大きさは曲線形が直線形の長さにして1/2となった;写図29表1参54